なぜ金属はサビるのですか?除去する方法やとめる方法はありますか?

   上記、簡便な理論で説明しましたが、本格的に腐食が知りたければ、物理化学、電気化学、標準電位、局部電池理論などを学ばれるとよいでしょう。

  ●なぜ金属はサビるのか?について
 金属、酸化剤、水があるだけで化学反応が生じるので、多かれ少なかれ腐食(サビ)が発生します。完全にとめることはできません。
 一般にさびと言えば、赤黒い斑点状のものを想像されるでしょう。この場合のサビを孔食(こうしょく)といい、局部腐食の一種となります。金属のピット(ミクロの孔)に対して、塩と水がつけば、そこに局部的に塩酸が生じて腐食し、どんどん孔が深くなっていき、肉眼でも黒い影として見えるようになるというものです。
 ほかにも、異種金属接触腐食、すきま腐食、粒界腐食、選択腐食、応力腐食割れ、エロージョンコロージョンなど、材料と環境次第で腐食の形態も大きく変わります。どのような環境でも腐食は生じているということでしょう。
 このように、金属はどうであれ腐食しますが、全面腐食という均一腐食になれば、見た目的にはきれいなままで、耐用年数も見積もりやすく、理想的な腐食といえるかもしれません。

  ●除去する方法は?
 一度サビ始めたら、削るか、メッキするか、融かすしかありません。上記のように、孔が生じているわけですから、平らにするには、削るか(肉厚減少)、メッキする(肉厚増加)しかないわけです。あるいは溶かしてまた鋳型に流してゼロから再生するしかないでしょう。

  ●とめる方法は?
 完全に金属腐食を止める方法はありません。ただ、あえて表界面に腐食させてそれ以上の反応をストップさせる、強制的に全面腐食させる、腐食速度を極端に遅くさせることは可能です。
・表界面に不働態皮膜を生じさせるためニッケルやクロム、チタンなど添加して、合金にする
・メッキ加工し犠牲腐食・全面腐食させる
・オイルなどインヒビターを塗布する方法などがあります。

























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最終改訂2013/2/6

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