資産は大きければ大きいほどいいんですよね?

 特にありません。

 そうとも限らないんです。
 大きい事がマイナス評価されたり、税金を多く払う羽目になったりすることもあるわけです。

<流動資産>
●現金及び預金
 一見、多ければ良さそうですが、現金や当座預金はもっているだけでは、全然増えないのです。当座預金には利子がつきません。そもそも、定期預金だとしてもいまの金利は大きくて0.4%程度で、到底、企業としての儲けには到底つながるものではありません。
 株式会社の定款を思い出してみましょう。「営利を追求すること」でしたね?現金のまま抱えているだけでは株主は納得しないんです。せっかく資金調達というから出資したのに運用してくれないわけですから、還付してくれとなるわけです。このように経営者の能力が疑われることになるのです。現金はある程度キープした状態で、配当も支払えているというバランスが大事なのです。

●貸倒引当金
 引当金ですから本来仕訳では貸方に来るはずですが、借方の売上債権の直下など、資産のマイナス項目として表示されます。素人には誤解されそうな表示の仕方です。

●棚卸資産
 材料、仕掛品、製品、商品のことですが、期末棚卸で残ったものを計上します。要するに「売れ残り」で、多いほど株主からマイナス評価される資産です。

●仮払金・立替金
 簿外資産でないだけましですが、貸借対照表にこんな勘定があるだけでなんだか怪しいですよね。そんな不信をかってしまう資産もあります。異様に大きかったら、監査法人は黙ってませんし、税務署もすっ飛んできます。

<固定資産>
●建物・機械・車両
 減価償却でき、売り上げに貢献するならいいのですが、そうでないならムダな資産となります。なにより、固定資産税が賦課課税されますから、ムダな資産なら早いとこ売却か取り壊すべきでしょう。12月位に不動産屋さんが展示ハウスを壊しておくのはコレです。
 
●破産更生債権
 事実上、破産・倒産した会社にあった売掛金や受取手形の総額です。不渡り、不良債権として、回収交渉をしているということで、今後、貸倒処理して一部、最悪全額切り捨てられたりする可能性が高い資産なのです。

<他にも>
●自己株式
 本来仕訳としては資産側の借方にくるはずですが、資産説ではなく、純資産説をとっているため、現在は資産としては表示されていません。貸借対照表上は貸方にマイナス表示されます。かつては自己株式の保有禁止という法令もあったほどですから、多く持ちすぎると怪しまれますし、上場廃止になるかもしれません。

























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最終改訂2013/2/6

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