宅地 100 平米に一軒家を建てようと思います。建ぺい率 60%、容積率 200% とありますが、どういう意味ですか?
建ぺい率、容積率は用途地域毎に法定された係数です。敷地の面積に乗じることで、家を造る上で重要な以下2つが決まります。
●建築面積が決まる
建築面積とは、上空から投影した場合の建物の輪郭(家屋の平面図の最大輪郭)によってできる面積で、法律上の許容面積です。一般的に、建物1階の許容面積として用いられます。今回の場合の計算は次の通りです。
敷地面積 100 平米 × 建ぺい率 60 % = 建築面積 60 平米
つまり、上から見て 60 平米以内の輪郭になる様な家なら建てて良いということです。1坪 3.3平米ですから、約18坪(36畳)以内の1F平面を考えようということになります。なお、敷地も含め、この通り一軒家を建てたら、郊外型のやや大きめの家ができそうですね。
なお、耐火建築物や角地だと建ぺい率に10%加算でき、さらに少し広い家が作れます。
●延べ床面積が決まる
延べ床面積(総床面積)とは、家の全ての階の面積の合計で、法律上の許容面積です。今回の場合の計算は次の通りです。
敷地面積 100 平米 × 容積率 200 % = 延べ床面積 200 平米
つまり、総面積 200 平米以内なら建てられるということです。建築面積 60 平米通りに上階までつくるなら、3階建てまでは作れそうですね(日照権や固定資産税など一切無視)。
★土地の購入・一軒家の建築では、他にも法律上、気をつけておきたいことがあります。
まだ続きがあります>>
この度は、「ファイナンシャルプランニング事例対応逆引き事典」にお越しくださいまして、誠にありがとうございます。お陰様で10周年を迎えることができました!
当サイトは、現在、「あすも/道明誉裕税理士事務所」の「子サイト」として位置づけております。
現在も毎日ご利用頂いているお客様がいる関係で、引き続き管理運用しておりますが、2011年に制作したものであるため、ホームページのプログラミング上の構造が「旧式」のものとなっております。
また、今回ご覧頂いた内容について、ページによっては、お客様の求める情報としては、既に陳腐化した古いものとなっている恐れもあります。
以上、ご留意の上でご利用頂ければ幸いでございます。
なお、インターネットセキュリティ上の安全な閲覧、最新情報の閲覧、お問い合わせ等につきましては、当サイトの親サイトである「あすも/道明誉裕税理士事務所」へ是非お越しくださいますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
「あすも/道明誉裕税理士事務所」公式ホームページへリンクします
2021年5月24日