生命保険会社がつぶれたらどうなるんですか?(2)




<生命保険会社がつぶれたら?>
 「保険契約者保護機構」により、保険契約者は一定程度「保護」されています。

 生命保険会社では全契約の「責任準備金の90%」が補償されます。ただし、支払保険料総額が全て戻ってくるわけではないので、契約者の保険料の一部損失は免れないことになってしまいます。やはり、保険会社の経営が破綻しそうなら、早めに保険契約を見直すのが良いかもしれません。
 その際は、独立系のファイナンシャルプランナーとの相談をお勧めします。保険代理店のFPでは、保険会社の社員等の立場で勧誘するからです。



 責任準備金は、保険金と無関係なのはもちろんですが、支払った保険料の合計額でもないところに注意が必要です。保険会社が支払いを受けた保険料部分のうち、将来の保険金支払いに備えて一定金額を積み立てたもので、責任準備金は支払保険料合計額よりも少なくなります。

 なお、損害保険会社の破綻にも、その保険の種類による補償が講じられているため、参考まで。


★まとめ
 生命保険会社からの保険金未払い問題と、生命保険会社が倒産した時の対処方法等を記述しました。独立系のFPに依頼し、相談することや、保険契約の際の立会をさせることが有効です。
<<前ページへ戻る

この度は、「ファイナンシャルプランニング事例対応逆引き事典」にお越しくださいまして、誠にありがとうございます。お陰様で10周年を迎えることができました!

当サイトは、現在、「あすも/道明誉裕税理士事務所」の「子サイト」として位置づけております。 現在も毎日ご利用頂いているお客様がいる関係で、引き続き管理運用しておりますが、2011年に制作したものであるため、ホームページのプログラミング上の構造が「旧式」のものとなっております。 また、今回ご覧頂いた内容について、ページによっては、お客様の求める情報としては、既に陳腐化した古いものとなっている恐れもあります。
以上、ご留意の上でご利用頂ければ幸いでございます。

 なお、インターネットセキュリティ上の安全な閲覧、最新情報の閲覧、お問い合わせ等につきましては、当サイトの親サイトである「あすも/道明誉裕税理士事務所」へ是非お越しくださいますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。


「あすも/道明誉裕税理士事務所」公式ホームページへリンクします

2021年5月24日