私は30代ですが、人生設計とマネープランをどのようにすべきでしょうか?(2)




・けがや病気で働けない方
  ご両親や親族のサポートを受けるのが最善ですが、会社を辞める前に「労災」の申請の検討や「傷病手当金」の受給の検討を、解雇後間もないのであれば「雇用保険」を、けがや病気の程度が重く、就業が難しいのであれば「障害者年金」の受給も検討すべきでしょう。
 泣き寝入りやめんどくさいからもらわないとかはNGですよ。社会のためにももらうべきです。
 労働災害が発生したときは、会社は嫌がりますが、労災隠しは違法です。きちんと労基署に申請して労災保険をもらいましょう。
 雇用保険については、会社を辞める際に、離職票1と2を会社に書いて貰って下さい。総務課がめんどくさがりますが、遠慮してはいけません。また、ハローワークで雇用保険を受ける条件として、講習が有り、担当官が「一日でも早く働いて」などの嫌みを言ってきますが、気にしないことです。仕事をしていたときは、皆さんも雇用保険料を負担してきたのですから、遠慮は無用です。
 傷病手当金も総務課が嫌がりますが、もらってください。医師のサイン付きの申請書を総務課に提出すれば会社から傷病手当金がおります。
 なお、労災保険、傷病手当金、雇用保険、障害者年金ともに、所得税・住民税・消費税が非課税となっており、全てみなさんの取り分となりますので、税制面でも配慮されています。



 上記はあくまで一般論ですから、さらに綿密な計画には「ファイナンシャルプランナー(AFP・CFP)」と相談すると有効です。ライフイベント表やキャッシュフロー表などを作成し、掘り下げて解説してくれます。この機会に、(初回)無料相談だけでも受けてみてはどうでしょう?


  ★まとめ
 ケースごとの一般論を提示しましたが、個別具体的にはFPとの相談が最も有効です。
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2021年5月24日